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Linuxカーネル2.6解読室  (中級者向け) ★★★★★

Linuxカーネル2.6解説の決定版
Linuxカーネル2.6解読室
高橋浩和 (著), 小田逸郎 (著), 山幡為佐久 (著)
出版社: ソフトバンククリエイティブ (2006/11/18)
ASIN: 4797338261
価格:¥5,670(税込)
カーネル全体をバランス良く丁寧に解説しています。図解やコードの入り具合も良く、非常に読みやすい本でした。約500頁の本ですが、これ以上詳しく書いても単にソースコードの解説本になってしまうため、本書程度の内容が丁度良いのではないでしょうか。内容が丁度「Linuxカーネル解析入門」と補完関係にあるため、合わせ読むと良いと思います。また、本書の特徴としてプロトコルスタックの解説も含んでいます。プロトコルスタック自体かなり大きいものなので、通常はカーネルの解説からは外してあります。流石に、丁寧に解説したらそれで一冊の本が出来上がってしまいますので、内容の深さには物足りなさも残りますが、他にプロトコルスタックを解説した本がないため、その概要を知るのに本書が丁度良いかと思います。

Linuxカーネル解析入門  (中級者向け) ★★★★

Linuxカーネルを読むために最初に読むと良い本
Linuxカーネル解析入門
平田 豊 (著)
出版社: 工学社 (2006/01)
ASIN: 4777511898
価格:¥2,625(税込)
OSに興味のある方は、誰でも一度はそのソースコードを見てみたいと思ったことがると思います。私もその一人ですが、Linuxの登場により本格的なOSのソースコードを覗き見ることができるとなって、ワクワクしたのを憶えています。しかし、早速ソースコードを入手してエディタでソースコードを開いたのですが、その煩雑さに驚嘆したものです。そう簡単に追えるものではなく、そのうち読もうと思いつつ何年も経過してしまいました。結局、Linuxのカーネルのソースコードを一通り見たのは、色々な参考書が出版されてからとなりました。参考書片手に、本当に良い時代になったなと感じたものです。私が手にしたのは本書ではありませんが、今からカーネルのソースコードを読む人には本書をお薦めします。それほど分厚い本ではないので、全てが詳細に網羅されているわけではありませんが、これだけは知らないと読んでも分らないよという部分だけは、しっかりと記述されています。恐らく、本書により取っ掛かりを掴めば、後はソースを丹念に追って行けば大体の構造は理解できます。他の分厚い参考書は、比較的抽象的説明が多いですから、本書と併用された方がより理解し易いと思います。

詳解Linuxカーネル  (中級者向け) ★★★★

Linuxカーネル書の定番
詳解Linuxカーネル
ダニエル・P. ボベット (著), マルコ セサティ (著),
高橋 浩和 (翻訳), 高杉 昌督 (翻訳), 平松 雅巳 (翻訳),
杉田 由美子 (翻訳), 畑崎 恵介 (翻訳), 安井 隆宏 (翻訳)
出版社: オライリージャパン ; ISBN: 4873111331 ; 第2版 版 (2003/06)
価格: ¥6,195 (税込)
Linuxカーネルを勉強する人は必ず目を通す本です。800頁程度の非常に分厚い本ですので、読み通すには苦労しました。翻訳スタッフが6人というのもすごいですね。Linuxは、誰もがソース コードを読むことができるので、根気のある人ならいきなりソースコードを追っても良いのですが、それができるのは少なくともOSとは何かの基本知識を持っている必要があります。本書は、Linuxカーネルの手引きというよりOS入門としての位置づけでも良いかもしれません。理由は、Linuxカーネルは年々変化するので、どうしても書籍情報とソースコードに食い違いが発生します。したがって、書籍は基本概念、実践はソースコードとして理解する必要があります。基本概念さえちゃんと理解しておけば、ソースコードを見たときに、コードの変化の意味が理解できると思います。

Linuxのブートプロセスをみる  (中級者向け) ★★★★★

OSのブートは本当におもしろい
Linuxのブートプロセスをみる
白崎 博生 (著)
出版社: アスキー ; ISBN: 4756144519 ; (2004/04/16)
価格: ¥2,940 (税込)
Linuxのブートプロセスを丁寧に説明している貴重な本です。ターゲットはAT互換機ですから、そのハードウェアの知識は必要となりますが、本書内でも必要な情報は説明しています。最近はLSIを直接制御する機会も減っていたので、非常に懐かしい気分にさせてくれました。ブートプロセスの場合、どうしてもアセンブラでの説明が多くなりますので、その辺に抵抗がある人には辛いかもしれません。おそらく自分でアセンブラを記述することは、今では殆どないと思いますが、慣れると読むにはそれほど難しい言語ではありません。これを機会に読んでみるのも良いかもしれません。また、組み込みシステム等を開発する人は、この辺は避けて通れないので大いに参考になりそうです。最近、この分野は翻訳本ばかりですが、国内の技術者のレベルの高さを実感できる一冊です。

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