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IPv6教科書IDG情報通信シリーズ (初級者向け) ★★★★

題名どおりIPv6の教科書として最適
cover IPv6教科書 IDG情報通信シリーズ
江崎 浩
出版社: IDGジャパン ; ISBN: 4872804635 ; (2002/09)
価格: ¥3,780 (税込)
 
私は、IDG情報通信シリーズは気に入っています。理由は、大きくて分厚いからです。大きくて分厚いとイヤだと思う方もいるかもしれませんが、本シリーズは、文字が大きいし絵が多いので、大きいことがマイナスとなっていません。次に本書の特徴は、最初からQ&Aから始まるというユニークな構成となっています。これが非常に分りやすく、IPv6を取り巻く環境を理解するのに役立ちます。多くの本は、IPv6のヘッダの説明ばかりなのですが、本書は環境説明の方に軸足を置いています。情報処理学科や企業研修のテキストに使用すると有効かと思います。

IPv6入門―次世代インターネットプロトコルの仕様と実例 (中級者向け) ★★★★

IPv6ヘッダ説明を中心に内容が濃い一冊
cover IIPv6入門―次世代インターネットプロトコルの仕様と事例
Mark A.Miller (著), トップスタジオ, 宇夫 陽次朗
出版社: 翔泳社 ; ISBN: 488135728X ; (1999/06)
価格: ¥4,515 (税込)
 
本書は、ネットワークやプロトコルの知識が十分にある方がIPv6の知識を持つための入門書です。300頁程度で、それほど分厚い本ではないのですが、ある程度の知識が前提条件となっているため、余計な説明は一切されていません。いきなりヘッダの詳細説明となり、制御シーケンスなどはプロトコルアナライザのトレースがあるだけです。したがって、分らない人は途方に暮れてしまうかもしれませんが、前提条件をクリアした人にはこれほど分りやすい本はないかもしれません。ある程度知識がついてしまうと、興味があるのはヘッダの詳細とシーケンスだけで、それ以外の情報は重要ではありません。現時点でIPv6の説明本は7冊所有していますが、今机の上に常駐しているのは、本書一冊です。

IPv6プロトコル徹底解説 (中級者向け) ★★★

IPv6に必要なテーマは全て網羅されていると思われるが
cover IIPv6プロトコル徹底解説
マーカス ゴンカルブズ (著), キティ ナイルズ (著),
生田 りえ子 (翻訳), 重野 寛 (翻訳), 勝本 道哲 (翻訳)
出版社: 日経BP社 ; ISBN: 4822280829 ; (2001/03)
価格: ¥3,990 (税込)
徹底解説ということだけあって、テーマは詳細に網羅されているように思われます。ただし、テーマの数は多いのですが、各テーマについての説明は少しです。それでも、細かい文字で380ページ程度本ですので、読み切るのは大変です。それこそ各テーマ毎にきちっと説明をすれば、700頁は超えるかもしれません。アマゾンのカスタマーレビューを見ると、本書は翻訳が良くないと書かれていますが、翻訳云々よりたぶん内容が欲張り過ぎている結果によるものかと思われます。私は、個人的には本書を手に取る機会は多くあります。確かに説明については分かり難い点も多いですが、それは説明不足によるものです。本書を頼りに、この各テーマをインターネットや他の情報源で調べ上げることにより、IPv6の知識を漏れなく取得することができると考えているからです。その様に知識のインデックスとしての使い方は如何でしょうか。

詳説図解 IPv6エキスパートガイド (中級者向け) ★★

一通りの説明はされていますが、どうも特徴がない
cover I詳説図解 IPv6エキスパートガイド
江崎 浩 (著), 吉藤 英明 (著), 関谷 勇司 (著), 石原 知洋 (著)
出版社: 秀和システム ; ISBN: 4798003131 ; (2002/05)
価格: ¥3,360 (税込)
秀和システムとIDGジャパンは、必ず同じテーマの本を出してきます。例外なくIPv6の分野でもバッティングしています。本分野については、IDGジャパンに軍配ありです。出版社も旬の間に出版する必要がるのかもしれませんが、やはり共著の場合、全体のまとまりが悪い印象を受けます。この著者のひとりは、確かIDGジャパンの本も受け持っています。同じテーマで複数の出版社から大体同じ時期に出版するのもどうでしょうか。内容については、一通り網羅されています。強いて特徴を挙げるとすれば、ソケットI/FのAPIが記述されています。付録でRFCの原文がそのままコピーされたりもしていますが、頁稼ぎという印象も受けます。少し辛口コメントでしたが、280頁の本を4人で書いたら、単純にひとり70頁という計算です。そこから、資料を丸ごとコピーした頁を差し引くと、オリジナルの執筆箇所は相当少ないと思われます。結構急いだのでしょうね。

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