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プログラミング作法 (中級者向け) ★★★★★

プログラミング作法に磨きをかけよう
cover ブライアン カーニハン (著), ロブ パイク (著)
福崎 俊博 (翻訳)
出版社: アスキー ; ISBN: 4756136494 ; (2000/11)
価格: ¥2,940 (税込)
カーニハン先生直伝のプログラムの記述書です。カーニハン先生については、「プログラミング言語C」 の著者ということで、C言語プログラマなら知らない人はいないでしょう。 「プログラミング言語C」については、もうここで取り上げることをしませんが、私はこの本でC言語を学習しました。ちなみに手元にある本は、昭和60年4月5日初版50刷発行となっています。年月の経過に驚いたのと、当時既に50刷となっているのにも驚きです。一体何冊刷られたのでしょうか。正直、最初は内容が良く分らずに何度も読み返したので、もうボロボロです。カーニハン先生の本の良いところは、じっくりと読むと先生の講義を受けている気分になれるところです。C言語は独学で学びましたが、何となくカーニハン先生に教えてもらった気持ちでいます。そのカーニハン先生が、今度はプログラミングの書き方について教えてくれるのですから、こんな有り難い話はありません。発売ど同時に入手して、初心に戻って読みました。338頁の本なのですが、なんと3日もかかってしまいました。理由は、取り扱っているテーマの幅 が広いのと、「プログラミング言語C」と同様、本書も内容が深いのです。各テーマの説明内容が吟味されているせいか、さらさらと読む訳には行かず、途中で何度も考え込みながら読む必要があります。読み終えた時には本当に疲れました。倍のボリュームの本を読み終るのと同じ程度のエネルギーが必要です。もちろん、その価値は十分にありますし、何度か読み返したい本です。

Linkers & Loaders (上級者向け) ★★★

普通は知る必要がない情報なのだが、必要になったら情報がない
cover Linkers & Loaders
John R. Levine (著), 榊原 一矢 (翻訳), ポジティブエッジ (翻訳)
出版社: オーム社 ; ISBN: 4274064379 ; (2001/09)
価格: ¥3,360 (税込)
 
タイトルの通り、リンカーやローダがどうしているのかなど一般的なプログラマにはどうでも良いことかと思います。今のOSは非常に賢いですから、その辺を手際よく何の不都合もなくこなしてくれて一般的なユーザには意識させません。でも、この辺って一体どうなっているのか興味がありますよね。実は、私はこの辺の知識を業務として必要としたことがあります。C言語で記述されたプログラムをあるターゲットシステムに移植する作業です。そのターゲットシステムにはC言語コンパイラはありません。仕方がないのでDOS環境でコンパイルをして、次にそれをターゲットシステムで動作させることにしました。そこで必要となってくるのがDOSのEXEをターゲットシステムで動作できるように変換するプログラムが必要となります。当時は、本書が出版される前だったので、何の知識もなく本当に苦労した記憶があります。確かに本書の情報だけではこなせない箇所もありますが、この手の情報は本当に少ないのです。今だったら本書を一通り読んでからインターネットで情報収集したり、オープンソースを参考にしたりして何とかなりそうですが、当時はバイナリダンプと電卓で戦った記憶があります。殆ど竹槍戦術でした。

プログラミングテクニック (中級者向け) ★★★★

初級から中級へのステップアップは他人のソースから学ぼう
cover プログラミングテクニック
UNIXコマンドのソースコードにみる実践プログラミング手法
UNIX MAGAZINE COLLECTION
多治見 寿和 (著)
単行本: 234 p ; サイズ(cm): 26 x 19
出版社: アスキー ; ISBN: 475614389X ; (2003/11)
価格: ¥1,890 (税込)
UNIX環境は、オープンソースが多いため他人のソースコードを見ることが可能です。これは非常に有り難いことで、UNIX以外ではまとまったボリュームのよく出来たソースコードを見るチャンスはあまりありません。プログラムを学ぶコツは、まず基本的なアルゴリズムを習得することです。次に優れたプログラムを多く読むことです。優れたプログラムは、比較的基本アルゴリズムに忠実に記述されていることが多いと思います。したがって、基本アルゴリズムが実践でどの様に使用されているのかを確認することが大切です。本書は、丁度その様な目的にピッタリの内容かと思います。まず基本アルゴリズの説明がされています。そして、それを使用して実際に機能するプログラムを作成します。本書の内容をマスターすれば、一人前のプログラマとして通用する技術が身についているはずです。

アルゴリズムC〈第1巻〉基礎・整列                     (中級者向け) ★★★★★
アルゴリズムC〈第2巻〉探索文字列・計算幾何
アルゴリズムC〈第3巻〉グラフ・数理・トピックス

アルゴリズムのための座右の参考書
cover cover cover  
アルゴリズムC〈第1巻〉基礎・整列
R. セジウィック (著) 野下 浩平 (翻訳), 佐藤 創 (翻訳), 星 守 (翻訳), 田口 東 (翻訳)
単行本: 223 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 近代科学社 ; ISBN: 4764902559 ; 第1巻 巻 (1996/09)
価格: ¥2,940 (税込)

リズムC〈第2巻〉探索・文字列・計算幾何
単行本: 256 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 近代科学社 ; ISBN: 4764902567 ; 第2巻 巻 (1996/09)
格: ¥3,360 (税込)

アルゴリズムC〈第3巻〉グラフ・数理・トピックス
単行本: 271 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 近代科学社 ; ISBN: 4764902575 ; 第3巻 巻 (1996/10)
価格: ¥3,465 (税込)
セジウィック先生による、学生がアルゴリズムを学ぶための解説書です。プロを目指す人の多くはC言語を学びます。年配の人に教わると大抵の場合、教科書はカーニハン先生の「プログラミング言語C」 となります。その後、「何が良いですか?」と問われると、私は本書を薦めています。私の持論は、プログラムテクニックを身に付けたいのなら、まずは基本アルゴリズムのマスターからというのがあります。本書はそれを学ぶのに丁度良いのです。3冊買うと約1万円となりますからちょっとした出費になりますが、私は十分もとを取りました。私自身、全てのアルゴリズムをすらすら書ける訳ではありません。どういう時にどのアルゴリズムを使用するのが適当かということを憶えているにすぎません。したがって、実際にアルゴリズムが必要になった時、本書を取り出して参考にします。本書はサンプルがC言語となっていますので、C言語を 多用する私には、そこも好都合となります。原書では、C++も出版されていますので、C++が良いと思う方はそちらも選択可能です。

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